社長の教科書(うらぼん)著者の中村司とは?
1.社長の教科書(うらぼん)とは?
今回は私が最近読んだ本の中でも最もオススメの書籍をご紹介したいと思います。
それはこの記事のタイトルにもなっている『社長の教科書(うらぼん)』という本です。
この本をおすすめしたいのは、もちろん現在、代表取締役兼社長を務めている方やこれから社長になる方達ですが、それ以外にもこの本には中村司という後から紹介するマーケティングコンサルタント・プロデューサーとしてカリスマの人物の価値観や視点が知れるということで、どのような方にもおすすめです。
ビジネスに関わる方には是非、みなさんに読んでもらいたい『社長の教科書(うらぼん)』。この本の魅力をこちらで十二分にお伝えしていきましょう。
『社長の教科書(うらぼん)』は、以下の目次になっています。
1.あなたの会社が儲からない理由(あなたの会社は存在しない!?;インターネットの幻想)
2.失敗者の告白(インターネット・ブラックボックス;マーケティングの嘘)
3.ライバルに差をつけるサイトをゼロから立ち上げる(準備;リサーチしよう ほか)
4.成功事例(ネットからオーダースーツを受注するスプレーモの事例;蓼科温泉ホテル親湯の売り上げを加速させた事例 ほか)
特に私が多くの人におすすめしたいのは第1章です。
この第1章の中にはこのような中村司の言葉があります。
「地域密着という言葉はインターネットが普及することによって、死後になっていく。」
この本が刊行されたのが2006年です。まだインターネットが完全に普及し切っておらず、「地域密着という言葉がインターネットの普及で寂れてしまう」などということは信じられない時代でした。
しかし現在、インターネットは完全に私たちの生活に浸透し切っており、「地域密着」という言葉は失われつつあります。
中村司の先見性が発揮されている言葉です。
この「地域密着という言葉はインターネットが普及することによって、死後になっていく。」という言葉はどのような意味を指すかというと、「もうすでに地域密着型のビジネスには終わりが近づいている。
どのような会社でもインターネットを利用せずに成功することはできない」という意味です。
現在、ビジネスの世界にいる方々には耳が痛くなるような言葉ではないでしょうか。
インターネットを駆使してビジネスを行うことが強いられるこのご時世、まだまだインターネットを活かしきれていない人には厳しい言葉です。
しかしスマートフォンの普及・SNSの流行・IoT(モノのインターネット化)などの言葉が表すように、もはやインターネットなしのビジネスはできないのです。
また本書では、そのような現代の中でどのように社長が振る舞えば会社は生き残ることができるのかを「社長の教科書」として指南してくれるという内容になっています。
また第二章では、なかなか知ることができない中村司の失敗経験からこれからのビジネスについて学んで行くことができます。
普通、成功者というものはその信頼性を損なわないために失敗を語ろうとはしません。
しかし中村司は『社長の教科書(うらぼん)』内で赤裸々に自身の失敗について語ってくれています。
ビジネスの先行者である中村司の失敗からはこれからのビジネスについて学ぶことがたくさんあります。
なぜなら失敗を学ぶことによって、その先のビジネスケースを考えて行くことができるからです。
そして第4章ではこれまで中村司が築き上げてきたマーケティングコンサルタントの成功例や実績、そしてそれらがどのように成功に導かれてきたのかなどについて詳しく解説されています。
それらの成功ケースを知ることができるのは、普通は中村司のセミナーに参加することぐらいしかありません。
しかしこの『社長の教科書(うらぼん)』には、そのようなセミナーに参加してやっと知れるような貴重な知識がたくさん書かれています。
特におすすめなのが「ネットからオーダースーツを受注するスプレーモの事例」と「ネットで30億のプロジェクトを成功させたファンド集客指導事例」です。
どの成功事例もそうですが、現在でも特にビジネスモデルとして生かすことができると感じたのはこの二つです。
インターネット上を見てみると以下のようなレビューがありました。
この『社長の教科書(うらぼん)』の本質を捉えた感想ですので、最後にご紹介をします。
ネットだけでは、お客さんに真の信頼が築けず、ネットを使わずリアルだけでは、会社でもっとも重要な集客ということが今の時代難しくなってきていることが、体系だてて書かれています。
著者の提唱する、「ネットとリアル」の融合がこれからの会社経営に絶対に必要だと思います。
この本は、ネットで商売をしている人もですが、いままでリアルでお店をかまえている社長に特に衰退業界の社長やインターネットとは無縁と思っている業界の社長に是非、読んでいただきたいです。
私は不動産会社を経営しているのですが、中小企業が大手企業に勝つヒントが満載です。
一冊読み終えて今私が取り組まないといけないTo Do List が一気に増えた実践的な1冊です。
インターネット時代で勝ち残るための勇気が湧いてくる1冊です。
2006年に「インターネットと現実」が融合すると誰が予測できたでしょうか。
今も昔も変わらないビジネス成功モデルがこの本には惜しみなく書かれています。
ぜひ、ご一読ください。
2.著者の中村司とは?
次に、上記で紹介した『社長の教科書(うらぼん)』の著者である中村司について紹介していきます。
中村司はすでに書いている通り、現在はマーケティングコンサルタントとプロデューサーという肩書きで活動する「ビジネス界・起業家界隈のレジェンド」と呼ばれている人物の一人です。
韓国大手TV局のMBN(毎日経済ネットワーク)では、「カリスマコンサルタント」として紹介されるなどといった国の境を超えた知名度を誇っています。
現在、中村司は自身が保有する複数の事業の海外進出のためにシンガポールに在住しています。
著書には先ほど紹介した「社長の教科書(うらぼん)」や、同じくビジネス界著名人たちとの共著である「ザ・スタート」などがあり、そのどちらも大変好評を博しています。
3.中村司の肩書マーケティングコンサルタント&プロデューサーとは?
中村司の肩書きである「マーケティングコンサルタント&プロデューサー」とは、具体的にどのような仕事なのかをご紹介します。
これは主にプロフェッショナルたちのビジネスに対してアドバイスをしたり、実際にコンサルタントをするなどを通して集客率や売上を劇的に向上させるといったことをしています。
具体的には「ホームページの立ち上げ」から「ホームページへの集客」、「ホームページのシステム構築」など網羅的に専門家へのアドバイスを行なうといったような仕事となります。
中村司自身、次の見出しでも紹介する通りこれまで多くの有名人や専門家、企業やプロダクトに対してマーケティングコンサルタント&プロデューサーとしてサポートを続けてきました。
そのクライアントの中にはプロスポーツプレイヤーや医者や投資家などの各界のプロフェッショナルたちがいます。つまり「専門家を成功に導く専門家」ということです。
中村司のマーケティングコンサルタント・プロデューサーの特徴は「売上に直結するダイレクトコンサルティング」です。
理屈や理論ではなく、クライアント自身やそのビジネスの業界のバックグラウンドを理解して、そこに適切なビジネスが行えるようなコンサルタントをしすぐに成果に結びつけるということです。
中村司はコンサルタントの際に「論より証拠」という言葉を信条にしています。
理屈だけを教えて、結局結果が出ないというコンサルタントはたくさんありますが、そのような似非コンサルタントとは一線を画すのが中村司のマーケティングコンサルタント・プロデューサーとしての仕事だと言えるでしょう。
4.今までプロデュースしてきた商品や企業は?
中村司がこれまでプロデュースしてきた商品や企業は数知れません。こちらではその数多の商品や企業の中から厳選していくつかの物をご紹介していきます。
中村司が現在のマーケティングコンサルタントやプロデューサーとしての地位を確立するきっかけとなったのは、2004年から始めたインターネットビジネスのクライアント先企業に対するマーケティングコンサルタントでした。
そのインターネットマーケティングコンサルタントでは、ガソリンスタンドや飲食店など様々なジャンルの業界に対して集客コンサルタントを行っています。
それらのクライアントの中でも中村司のコンサルタントによって、大きな収益をあげた企業の一つがガソリンスタンドの最大手企業である「ENEOSグループ」です。
「ENEOS」と言えば2010年ごろから地名度が高くなりだし、現在では日本を代表するガソリンスタンドチェーンの最大手の一つです。
しかし「ENEOSグループ」がまだそこまでの知名度を確立していない時代に、現在の最大手ガソリンスタンド企業にするきっかけとなったのが中村司のマーケティングコンサルタントでした。
またそれ以外にも中村司は、焼肉店最大手企業の一つ「牛角(レインズインターナショナル)」のマーケティングコンサルタントを務めています。
「牛角」も「ENEOSグループ」と同じく、今や日本で知らない人はいないというレベルの有名飲食系企業です。この「牛角」の知名度を高めたのも中村司です。
他にもファミリーレストラン運営会社の「ロイヤルホストグループ(毘沙門 福岡店 博多いねや 焼肉万歳)」などをはじめとする上場企業を含む22社の会社が、年間50000人以上の集客を上昇させるという結果を出すに至りました。
他にも新興国投資ファンドなどの金融商品や海産物、松茸などのマーケティングコンサルタントを担当しています。
中村司がコンサルタントを担当した商品の中では短期間で30億円以上の売り上げが向上するなどの成果が出ています。
5.現在中村司はアントレカレッジの講師?
最後に中村司が開催する「アントレカレッジ」について紹介しておきましょう。
この「アントレカレッジ」とは、中村司と菅野一勢というレジェンドたちがタッグを組み、起業家たちのために開催するビジネスセミナーです。
中村司と菅野一勢はこれまで、多くの成功ビジネスマン・億万長者を輩出してきた「ザ・コミット」などのセミナーで有名です。
しかし、今回の「アントレカレッジ」はこれまでの二人のセミナーとは経路が違うようです。
なぜなら、今回の「アントレカレッジ」では二人は「緊急帰国」をしてまで開催しようという事情があるからです。
「アントレカレッジ」のミッションはこのようなものです。
「幸せな経営者を1,000人育成し、その結果日本の企業率向上に貢献する」
非現実的だと思われるかもしれませんが、中村司と菅野一勢は真剣にこのミッションを遂行しようと現在、動いているようです。
その理由を、中村司と菅野一勢はこのように語っています。
私たちが数年前からシンガポールに拠点を移し、アジアを中心に事業を展開していく中で強烈に感じることがあります。
それは「勢い」です。アジアはもちろん、世界中からパッションを持った起業家たちが集い、活動的にビジネスを展開しています。
新しいビジネスアイデアも、すぐに形にして実践していかないと、ものすごいスピードで他社が追い抜いていってしまいます。
とてもスピーディでエキサイティングで楽しいのですが、一方で不安に思うこともあります。不安というより、「危機感」といった方がいいかもしれません。
それは「日本の起業率の低さ」です。日本の起業率は約5%前後ですが、これは世界最低水準です。
アジアの起業家と話をしていても、その優秀さはもちろんのこと、内からみなぎるエネルギーの高さを感じます。
常にアンテナを張り巡らせ、人脈を拡大し、チャンスがあれば一気に攻め込む。
こうしたいわば「アツい心」を日本人はどこかに忘れてきてしまったのではないかと危惧しています。
もちろん日本にも優秀で情熱的な起業家はいますが、ごく僅かです。
日本の企業率の低さは、「企業なんてリスクでしかない」「この不景気に倒産をしてしまうかもしれないなんてとんでもない」といった風潮にあります。
中村司や菅野一勢はこのような日本の勢いを止めてしまうよくない風潮を止めるべく、今回の「アントレカレッジ」の開催に踏み切ったのです。
以下に「アントレカレッジ」の詳細を記載しておきます。
私も参加をしますので、ぜひ、この記事を読み、中村司に興味を持った方もご参加ください。
まとめ
今回は、中村司の『社長の教科書(うらぼん)』を読んでつい心が熱くなってしまいこのような記事を書きました。
ぜひ、皆さんにこの本を読んでもらいたい。そして「アントレカレッジ」で直接、中村司に会ってもらいたいと思っています。